人気ブログランキング | 話題のタグを見る

中学校勤務を辞め、ニュージーランドで日本語教師アシスタントをしていきます。ニュージーランドであったことを中心に書き込んで行きたいと思います。よかったら、ぜひコメントして下さい


by micky03976
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

今から誓っていること

 昨日は学校で慌しく時が過ぎていき、充実感いっぱいでステイ先に帰ると、家(日本)から電話がありました。これで、家族がこっちに電話をかけてくれたのは2回目。あらかじめ何時にかけるかをメールで打ち合わせした上、かけてもらうので、7時という約束した時間が近づいてくると、ワクワクドキドキします。私が受話器をとらせてもらうようにしてあるのですが、忘れるのか、わざとなのか14歳の娘がいつもとってしまいます。昨日もそうでした。あとで娘に聞くと、「興味があって」って。なるほど、彼女は日本語選択しているのです。実際、受話器をとった彼女はいつもかたまっていますが(もちろんそれは私の家族が、とんでもない英語を話してるためだとも思うけど)、それでも受話器を我先にと「とろう」と踏み出す1歩は、賞賛すべきだし、大切にしなきゃなと思いました。その娘は普段おとなしく、内向的な子でもあるので。

 父と話し、母と話し、また父と話し、おまけに電話代もかかるから、相づちを打つタイミングもないくらいすごい勢いで2人とも話してくれました。私はほとんど聞き役になっていました。

 「元気?」「風邪ひいてない?」「こっちは全員元気だから安心して!」「そっちに遊びに行きたいけど、いつがいい?」「あと7ヶ月がんばれよ!」「あ!!ファミリーによろしく!」

 ・・・こんな感じでした。なんか、すごくすごく幸せな気分になりました。電話は表情などがわからないので、昔から苦手なのですが、すごく嬉しそうな2人の声を聞いてるだけで、すごく気持ちが伝わりました。「声」で、表情が見えました。

 父は月に1回、手紙を書いてくれています。その最後には必ず「早く来い来い3月!」って。

 日本でこうして待ってくれている人がいるんだ、と思うと心が温まりました。

 こっちに来て思うこと。それは「人は本当に1人では生きていけないんだな」ということ。

 私は今、こっちのファミリーや、学校の先生や、生徒がいなかったら、絶対やっていけてないと思います。

 そして日本に帰ったら、絶対に心がけようと思ってることがあります。それは、「海外から来ている人には絶対にやさしくしよう」ということです。

 中学校で働いていた時、あまりの忙しさに、今の私の立場のようなアシスタント・イングリッシュ・ティーチャーにやさしくできていなかったと思うんです。もちろんその人だけに限らず、海外から来ている人に出会ったら、やさしくしてあげれる自信が今はあります。きっと、その人たちは今私が強く感じているように、心細いはずだから。
by micky03976 | 2006-08-10 10:46